安田理沙さん 宗次德二特待奨学生第4期生

この度は宗次徳二特待奨学生に選んで頂きありがとうございました。心より感謝申し上げます。

宗次様から受けました温かい御厚意が支えとなっていることを実感しています。恵まれた環境で勉強させて頂いていることを忘れず日々過ごしていきたいと思います。

私は昨年4月、東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部SSPに入学しました。憧れの先輩方が通われたこの学校で勉強できることをとても嬉しく思います。

今は自分のために勉強しているヴァイオリンがいつか人のためになるように」この目標に向かって、国際舞台で活躍し貢献できる人になる礎を学生生活で築いていきたいと思います。

入学後は海外の演奏会や講習会、コンクール等へ参加する機会に恵まれロシア、シンガポール、中国、オーストリア、イタリアなどを訪れました。海外へ行くたび「音楽は世界共通の言葉」を実感します。皆とはすぐに打ち解けあい、ずっと前から知り合いだったような錯覚さえ覚えます。各国で得られる仲間との深い友情は私の宝物です。

この様に奨学生に選んで頂いたお陰で私は音楽の扉をたくさん開けられるようになりました。
感謝と共に責任を持ちながら、決して現状に甘んじることなく絶えず挑戦していきたいと思います

 

音楽学部 器楽科(ヴァイオリン) 2年
安田 理沙