宇名根叶多さん 宗次德二特待奨学生第7期生

この度は、宗次特待奨学生にご採用頂き、誠にありがとうございます。
多大なるご支援を賜ります宗次德二様には心より厚く御礼を申し上げます。

私は藝大附属高校を経て入学しました。高校時代から、レッスンや授業で充実した生活を送っておりましたが、大学に入ってからは一般教養や語学も専門的な授業を受ける事ができ、新たな視点で学びを深めることでより充実した生活を送っております。

今年は感染症の影響により世界中が大きなダメージを受けています。
周りからたくさんの刺激を受けながら、音楽の話を語り合ったり、何気ない会話や学校帰りにコンサートに足を運んでいた今までの日常を振り返ると、どれほど恵まれた環境であったかを改めて実感しました。
そして、自分がどのような音楽家になりたいのか、その為に今すべき事は何かを時間をかける機会となりました。

今後は海外でのセミナーやコンクールに挑戦したいと考えております。
クラシックの本場で多くの事を学び、吸収する事で自分の表現の幅や、音楽の引き出しを増やしていきたいと考えております。
私は、音楽は心の癒しになると信じております。どのような状況下でも人々の心に寄り添えるような音楽を届けられる演奏家になりたいです。

最後になりましたが、改めまして宗次德二様をはじめ、宗次德二特待奨学生制度を支えてくださっている関係者の皆様、ご指導して下さる先生方に心より感謝申し上げます。
奨学生としての自覚を持ち、これからも音楽と真摯に向き合い、精一杯努力して参ります。

 

音楽学部 器楽科(ホルン)
宇名根叶多